こ、こんばんは……。

全然感想書けていなかったのですが(ずーっと本誌読んでます!ずーっと大好きです!)、溢れる気持ちを押さえきれなかったので、久久久々にちょっとだけ書きます。見逃してください……。


土方さんんんんんん


用一郎に起こったことが、今度は土方さんに起こる……。
重傷で朦朧とする意識のなか、現在と過去が混濁しているのに、最後はスーッと全ての音が引いて、過去と現在、それぞれの土方歳三が客観的に相手を見て、対話しているように見えるのがいいです。とてもいいです。

「似ている」という若土方さんと杉元が重なる描写ももちろん良いんですけど、
その前の、
若い土方歳三が老いた土方歳三に目を合わせているのが
もう
たまらなく
たまらなく好き。

何て言っているのかは本人たちの間だけの話ですが、「あんたのバラガキ人生 どうだったね」と私の耳は勝手に聞きました。


最後の言葉も、私は大好きです。

実は無限暴力列車編まではずっと、土方さんは生死不明エンドじゃないかなぁと勝手に考えていました。史実も最期はあやふやだし、「あのじいさんなら、どこかで生きてるかもなぁ ハハハ」と白石あたりが言ってるのが想像しやすかったから。
そしてものの見事にそんな考えはカチ割られる。

あの土方さんが、とすごくショックを受ける画が次から次に……。
幕末の亡霊、どこか現実離れしたファンタジーな存在が、血を流し傷を負い、突然「命ある人間ですよ」と迫ってくる。いやだ……いやだいやだ

そんなわけで先週までは半ば現実を受け入れられていなかったんですが、今週の最後の言葉で心が鎮まった。

胸が苦しくなる言葉ではあるんだけど、そうかこれがゴールデンカムイの土方さんだなぁって。
ずっと追い続けて止まることがない。
一つの志を達成したらきっと新たな野望を抱く。
そんな 彼の生きざまを凝縮したような言葉だと思いました。


杉元vs尾形のカードもめちゃめちゃ楽しみです。ヒグマを除いたら最初に立ちはだかった敵、北鎮部隊 尾形。 ずいぶんイメチェンしたね
ついに因縁に蹴りがつくのか。

そう言えば、大自然の脅威の象徴でもあったヒグマが、今回は杉元側からしたらアシストしてくれてるように見えるの面白い。
もちろんヒグマはそんなの知ったこっちゃないし、来週にはどうなってるか分かりませんが。

杉元が刀をどう扱うかも見もの。
刀、人を「斬れる」のは血が巻いていない最初だけで、あとは打撃として使うということも聞いたことあるので、棍棒みたいに兼定を振り回す杉元が見られる かも…… 不死身に金棒。


色々……ありましたね……。トニさん。二階堂。ソフィア。牛山先生。。ヴァさんはまだ分からんぞと思っている

そろそろ、最終回まであと◯話!の告知が入らないか恐れている今日この頃です。



「実は生きていた土方歳三」このなんと魅力的なことか!
そして、おじいちゃんになってもなお強くなおギラギラに研がれているゴールデンカムイ土方歳三のなんと格好いいことか!

歳さん、本当に「あと100年」生きてるよねぇ。あなたの土方歳三はどこから?私は『燃えよ剣』から。様々な媒体で様々な土方歳三に今なお出会っている私たちです。
100年どころかそれ以上。まだまだ生きてください。