尾 形 ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ !!!!!



今週、先週の終わりから想像していた展開にひとっっつもかすりませんでした。
衝撃、感動、そして……


なんだこれ

なんだこのまんが


もう一コマ一コマ思い出せるくらい読み込んだのですが、それでもまだ脳が処理しきれない。TASUKETE


なんとか気を確かに感想を。。。



開始2ページ目から悲鳴でした。

直接はアシリパさんの矢だけれど、引き金は突如現れた杉元なんですよね。
まさか、そんなふうに命中するなんて。今回ばっかりはこの弓矢の腕と、タイミングと、運と、全てを恨んだ。
大きなコマで描かれるその「瞬間」が本当にショッキングだ……。vsヒグマの時は目を覆いたくなる感じですが、今回は、固まってしまって恐ろしいのに目が離せなくなる。

実は本誌を読む前に、検索サイトのトレンドワードに彼の名前が入っているのを見てしまって……覚悟はしていたのだけれど、こんな展開なんて。

崩れ落ちるアシリパさんの様子に、網走監獄で偽っぺらぼうに会った時の恐怖の表情を思い出して苦しくなる。
”殺したくない”というのは彼女のただの理想や思いやりではなくて、アイヌの教え=アイデンティティなんですよね。それを破ることは、自分と、自分の文化と歴史と、全てに背くことになる。それがどれほど重いことか。

再会が、こんな……
歓喜より前に地獄があるんじゃないかとは思っていたけれど……

気が遠くなりながらも薄ら笑いを浮かべる不気味さよ。命の灯は今にも消えそうなのに勝ち逃げ感。

そして杉元。
この後、絶対に止めを刺したと思った。

エ゛ッッッッッ?!?!?

何してるか杉元が喋るまで理解できなくて、雑誌を持ったまま固まってしまった。接ぷ…いや同物同治かな……(大動揺)

歯茎とかに…毒が入ったら嫌だから


ウワアアアアアアア

杉元のこと、全然わかってなかった。
不死身モードになったりカケトモになったり、何しても本質は変わらないんだ。
常に「誰かのために」やってきた男。

この一瞬で、

アシリパさん>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>復讐

に優先順位を切り替えるのが、もう言葉にならないです。
アシリパさんのことを、文化や背景もひっくるめて理解している。すごいなぁ……すごいなぁ……。

誰よりも殺したい男を、誰よりも生かしたい人のために生かすなんて、もうなんて表現したらいいんだろう。エモいじゃ足りない。絵面も相まって壮絶で美しい。
アシリパさんを前にした杉元にとって、尾形はこれっぽっちも重要じゃないのがイイです。あの矢がなかったら、杉元が手をかけていただろう。こんな展開になったから、彼を生かした。

そして、ついに。
待ってました。
思えば網走監獄編完結の2017年11月から、長かった。こんなに長くなると思わなかった。
「あけましておめでとうございますッ」のアオリがついていた19話は、こうなると見せかけてのストゥだったけど今度は本当ですね。ウッウッ;;;

『重くなった?』にアシリパさんは微妙そうな反応ですが、ジーンときました。
つららを取らせてあげたり、うとうとするのを支えたり、体重を感じる場面は結構あったと思います。会わない期間が長かったから、その分重みを改めて感じているのと、また、少し背が伸びたりもあったのかなぁと。着膨れ分もあるかもしれませんが(笑)

ふふっ 今週も湯たんぽがかわいいですネ。白石と湯たんぽの友達?コンビも大好きです。

余韻を味わっていたらアシリパちゃんそんなかわいいことを!杉元の照れ顔も…プライスレス……と思いきや。

事故

うっそでしょそんな絶妙な位置

解決法はまさかのアレ。
えっ……白石のトイレって伏線……?!
杉元との感動の再会でおしっこ引っ込んじゃったかな?まあそんなことより大事な話が進んでるからね。トイレはなかったことに、、全然なってなかった!!!

えっ やるの?やるの本当に?!

大事故


鯉登少尉の時でも”そのシーン”は描かれてなかったのに!(悲鳴)

エーーーーーン 絵面がひどいよう;;;;;;

まあ、楽しげに描かれてるけど何気に大怪我になる可能性があるし、四の五の言ってられないんですよね。逆にコメディ調でよかった。。アシリパさんは白石の大も小も見たことになるのかァ。



待ち望んだこの瞬間に、絶対予想できないこの展開。

再会自体は、割とあっさりめだと感じました。見開きだけどその後コメディになるし……
でも、ここがクライマックスじゃない。そうも思えて嬉しかった。とにかく再会してと待ち望んでいたから忘れていたけれど、再会するのがゴールじゃない。「やっぱりこの二人」がそろって、ここからまた物語が始まるんだ。


『人を殺せば地獄行きだと?それなら俺は特等席だ』
な特等席予約がひしめくこの世界で、「生きる」ということ。
生き地獄という言葉がありますが、簡単には死なせてくれないのは、「役目」を見つけなさいということなのでしょうか。
だからキロさんも、まだ大丈夫な気がしてきた。

目が覚めた尾形は何を思うか…どうするか…。そこも楽しみです。
なんかせっかくなんだし、茨戸で再登場した時みたいにイメチェンしてみては。隻眼の天才狙撃手……疼きますな


とりあえず、お風呂回を……ナレーションだけでもいいから……。気になっちゃうじゃないですか、色々、ねぇ。
あ、予告にないので来週休載でしょうか。この抱えきれない思いを胸に、また二週間、生きる。