月島軍曹格好いい……。

DVD同梱版を買ったのですが、ケースも軍曹で嬉しいです。
そして箱をよくよく眺めていたら、側面でなぜか白石が満ち欠けしていて笑いましたww白石の空きスペースに配置される率は異常……。

さて、軍曹については、江渡貝くん編からすっかりファンになったのですが、
今巻では〇〇〇〇〇したり〇〇〇〇したり〇〇が明かされたりします。
本当に純粋な疑問なのですが、本誌で1話ずつ読んでいてもものすごいダメージだったのに、コミック派の方は耐えられているのだろうか。いや一思いにやってくれた方がよいのか……(???)



▼本誌掲載時の感想です▼


 第141話 樺太アイヌ
 第142話 在留ロシア人の村
 第143話 スチェンカ
 第144話 激突!壁デスマッチ
 第145話 ミスター制御不能
 第146話 ロシア式蒸し風呂バーニャ
 第147話 トドを殺すな
 第148話 ルーツ
 第149話 いご草
 第150話 遺骨



あらすじの、土方さんが自分のファングッズのうちわを眺める絵が大好きですww
犬童……ハンズでカッティングシートとか買ってきて自作したんだね……。
「転向して」とかも作ってるんじゃない?

適当な顔のエノノカちゃんもかわいい。


さて、加筆修正の中で特に気になった箇所を。


まず、大増量のスチェンカバトル!迫力が更にスゴイ!
クズリがチカパシたちに襲いかかるところで、湯たんぽが立ち向かうシーンが入っていてめちゃくちゃ嬉しかったです。ヒグマも恐れぬといえ、相手は全く未知の生き物なんですよね。偉い、偉いぞ湯たんぽ!!
本当に、チカパシ&エノノカ&湯たんぽのトリオは癒し。

岩息さん、あまりのお目目キラキラ具合に最初は不安になったのですが、大変いいキャラでした。
『許してやりなさい』のところ、拳と同じく真正面ストレートな言葉に、誌面を通してこちらまでぐらりと……。
病んでる時に読んだら絶対泣く。
彼の顛末も、今までと違う感じで良いですね。
本誌感想でも書いてますが、「その後」が見たいキャラの一人になりました。


そして、150話最後のところ……………
「小樽」と注釈が入っている以降、全て本誌にはなかった加筆なのですが、
もう、言葉が……………………

手放す所作が、「捨てよう」という意志を持ってではなく、ふっ……と虚脱していくようで、もう、深い深い闇に一緒に沈んでいくような心持ちがしました。
怒りという感情で構成されていた彼が、一度は救われ、またそのあと怒り、そして諦め、悟りに至る心境変化が本誌で読んでいるときもとてもつらかったです。
皆、鶴見中尉の掌の上。

あと、お鼻は全然ないと思っていたのですが、鼻筋が書き込まれていて、ちょっと低かっただけなんですね。
『どうだ、似合うか?』のところのコマがすごく男前。
中尉も、すごい佇まいだ。。。現在の中尉に欠かせない、あの品物の詳細が分かって良かったです。



さて、スチェンカ!バーニャ!と暴力的なほどのパワーで圧倒してくる杉元パーティ樺太珍道中に、149話150話で読者を海底に沈める15巻……。
16巻も予想不可能なあれやこれやが起こります。あの人の思わぬ才能も開花?!楽しい演目から息詰まる攻防まで盛り沢山、発売は12月19日(予定)。お楽しみに~!!!