あのコマのインパクトが頭から離れない……


扉のアオリは何沢何吉さんですかね。ヒットソング縛り??

そろそろ、北海道組の話に戻るかなーと思っていたのですが、今回も杉元組ですね。
門倉看守部長、元気かなぁ……。

老夫婦の娘さんの名前、軍曹が滑らかにロシア語で発音しているのに対して、杉元がカタカナになるの良い。
そしてチカパシを怖がらせてニヤニヤするエノノカちゃんかわいい。
大鷲回で「フリ」の話を杉元にするアシリパさんを思い出しました。

浜にいっぱい並ぶメコオヤシ……なんか妖怪のようなものを思い浮かべてしまいました。
その正体を聞いてから、「尾形百之助」と連想するのが驚いた。
ニックネーム「孤高の山猫」はあくまで、読者側でだけ共有されているものだと思っていたので。
もちろん、鯉登少尉がそう漏らしたのは理由がある。
「山猫」のもう一つの意味。
師団内で交わされている、(当人以外には)他愛もないうわさ。

あーー そう言えば、江渡貝くん編でも、軍曹が尾形と交戦した時に、「飼い猫」発言していましたね。普通は犬だと思うけれど、よっぽど尾形が猫っぽい顔だったのかな……なんて考えていたのですが、このような裏付けがあったのか。
それにしても、みんなの反応が、それぞれで興味深い。

思ったことをそのまま口にする少尉、
気まずそうに黙る谷垣、
感情を出さず事実だけ述べる軍曹、
怒りにも思えるほど呆れる杉元。

鯉登少尉は、周囲のせいで躓くことなんかなく、真っ直ぐ育った故の素直さ自由さなんだろうなぁと思ったり、谷垣は相変わらず優しいなぁと思ったり、軍曹はもう色々飲み込んでるなと思ったり、そして杉元。
家族の病で村八分にされた彼だから、本人が生まれ持って不可分なもの<民族>や<家庭環境>を攻撃するのがいかに卑怯で下品なことか、怒るのかなと思います。

集団となればしょうもないうわさも出るでしょうが、自分がターゲットになることを考えると地獄ですね。

ところで、メコオヤシ?メコオヤス??


時を同じくして、アシリパさんたちも遭遇するメコオヤシ。
メエコッ=「寒さで死ぬもの」って!ネーミングセンス!
味を気にするアシリパさん、正真正銘アシリパさんだ!!

ところで、杉元組の方でも話に出てきたけれど、「タバコ入れ」の話題が二回も出てきて、気になります。
これは後々話に大きく絡んでくると私のシラッキカムイが告げています。

今回も自然な感じで、キロさんがアチャの話へ誘導……。
普段はおおらかですごく優しそうなのに、顔に影が入ると突然恐ろしくなるんですよねぇ。

国境を越えて。
ある人に会いに行く。

おや、おやおや、この人がその、昔のウイルクをよく知っている人??
鞭打ちの拷問を受けている。
キロランケの話を聞く限り、とんでもないキーマンだけれど、、、



  ド ン ッ !!!!!



キーウーマン……だった……………………


だめだ、このページのインパクトが強すぎて、今週の話全部忘れた。。。
もうこの人金塊のありか知ってるんじゃない?この世のすべてをそこに置いてきたんじゃない?
そして名前も凄い。最初、英語+アイヌ語って不思議な漫画タイトルだなと思ったんですが、もしかしてこの人がゴールデンカムイなんじゃ……??(大混乱)

牛山先生と彼女
もしくは
蝮のお銀とフミエ先生と彼女

が対峙するところを見てみたいです。(もちろん安全な場所で)

す、すごい人のもとで活動してたんだねウイルク&キロランケ……。
もしかしてキロさんの「女性の好み」はここが原点?!


一読目、この衝撃のまま次のページ以降読み流してました。。
落ち着いて!

尾形にとっても何やら意味深な出会い。

「彼」(彼女?)の姿を見たのは尾形だけ。
引き鉄を引くのを止められて、尾形と彼は別々の道をゆく。
その顔は、少し微笑んでいるようにさえ見えます。
憑き物が完全に落ちたかどうか分からないけれど、尾形も自分の道を進もうとしているのかな。


ところで、ヤマネコ自体は本州に生息しないと思うので、尾形が言われていた「山猫」は「野猫」(野良の猫)の方の意味かなぁ……と思うのですが、ちょっと調べきれていないです。



そう言えば、今週号の付録のシャンシャン写真集すごく良かったです。安住アナのインタビューが2Pもあるのがハラショー!!
合併号なので、次は再来週ですね。
15巻の表紙もそろそろ分かるかな。楽しみです。