内容知っているはずなのに改めて、
14巻やばい。

物語の大きなターニングポイント、網走監獄編。
一話一話がもれなく重い。
これを本誌で、一週ずつ読んでいた時のことを思い出すと、
よく耐えられたなと思う……。

特に137話-138話の間は安否が不明でつらかった。。


いつも通りですが、過去記事のリンクです。
大幅加筆&修正ありで、セリフも結構違うところがあります。


 第131話 破壊欲
 第132話 蹂躙
 第133話 700人の凶悪犯
 第134話 教誨堂
 第135話 鎖デスマッチ
 第136話 最後の侍
 第137話 呼応
 第138話 喪失
 第139話 樺太へ
 第140話 アイヌの女の子




網走監獄に来たら、謎が解けると思っていました。
のっぺらぼうに会いさえすれば。
その希望はまさかの形で潰え、更に謎は深くなる。

尾形。監獄編に入ってからしばらく存在を消していてからの、あの見開きは本当に腰を抜かした。
本誌で読んでる時、「嘘」「嘘だ」「嘘……」ってずっYJに話しかけていました。やばい人だ。
どどどうして  キロランケも  どういうこと

すぐに(と言っても1週間あったのだけれど)、杉元の安否が分かって本当に良かった。。
まさか、こんなところで終わりのわけない、漫画的に生きてるはずと言い聞かせつつ、「新章スタート!主人公は…脱獄王?!?」ってなったらどうしようと頭を抱えていました。いや白石も好きだけど!杉元・アシリパさん・白石の三人が仲がいいのがいいよ。


本誌の感想に書いてますが、ウイルクがアシリパさんについて杉元に語るところで、
『アシリパは山で潜伏し戦えるよう……育てた』
ここの「育てた」が本誌では「仕込んだ」になっていて、なかなか強い語調だなと思っていたのですが、マイルドになっていました。ウイルクがアシリパさんに何を託そうとしたのか、もう直接話を聞くことはできませんが、父親として、大切に思っていたのは揺るぎないことだろうと思います。

それから、土方さんvs犬童のところ、掌で血を受け止めているシーンが大大大好きなのですが、大きいコマになっていて嬉しいです。虎視眈々と機会を狙う強さと、自らが傷んでいるところを絶対に見せないという最後の侍のプライドが表れていて本当に魅力的なシーン。
犬童さん、がっつり鎖でつながったまま裏表紙に載っているし、スペシャルサンクスにも登場で、色々ヨカッタネ。

あと印象的だったのは、樺太に入ってから杉元と鯉登少尉がケンカするところ、本誌では確かフレップワインをかけあっていたのですが、コミックでは杉元はちゃんと飲み干してからコップを投げてました。エラい!(エラいかな??笑)


14巻どこまでかな?と思ったら、
鯉登少尉が謎の動物に襲われるところがラストとは!

未知の土地・樺太、生き物も、キャラクターも、イベントも、予想外のものがどんどん出てきます。
チームシャッフルもあって、ますますカオス(良い意味)になるので、お楽しみに……☆
あと個人的に、すごく胸を抉られて読んだその日一日何も手につかなくなってしまった回がおそらく収録されるので、戦々恐々としています。

コミック帯にも案内がありますが、15巻発売は9/19(水)予定だそうです!
アニメ同梱版の予約は7/20(金)までなのでご注意を~。