改めて、サーカス編、ほんとにずっとサーカスしてましたね……。
いよいよそのラスト。

『斬るよぉ?』と『うぇへへ~い』の表情が秀逸すぎる。む、むかつくwwアオリもくどい!
チューチュートレインみたいになってる。一人だけど。
そして煽っていくエノノカちゃん。

いやほんと、痛だだで済むレベルじゃない……。腕落とさなくてよかった。。
偽物の刀のつもりがほんとに切れてたらパニック起こすと思うけど、マジ?ってくらいなのやばいし、「こちらが本物でしたァ~」くらいのノリでさらっと見せてる袖の二人もやばい。

ここから……本当にぶっ飛んでいる。

うそ?そのままいくの??
確かに打開策は思いつかないけど……アアアそんなに簡単に自分を斬らないで。。
全身傷だらけの中、一個くらい怪我が増えても結果的にどうってことないのかもしれないけど、不慮に傷がつくのと、自分で傷をつけるのと、全然違うと思うんだけれど。

は、腹ッ……!
無理だ……!!


皮だけとかそんな、果物感覚。ひいいいい

杉元、戦いでは『死んでたまるか』と吠えるのに、たまに、とてつもなく自分のことを軽く見ているような時があってハラハラします。もちろんアシリパさんを見つけるためというとても大事な目的があるからなんだけど、「カケトモ」になってそれが加速してない……?

痛い、痛い、痛い、痛い、と念仏のように唱えながら推移を見守る。

あっ 先週も出てたロシアの人だ!ありがとう!
そしてさようなら!!!(ここもとてつもなく痛そアアア)

どんな状況でも太鼓を鳴らし続けて盛り上げる彼すごいや……
気付かない観客もナイス鈍感力。

あっ 今更気づいたけど、杉元面白い格好してたんですね。
確かに、この演目だと歴戦の傷を見せたらより迫力が増しそう。
鯉登少尉も少女団の二人も特製衣装なのに、杉元だけ結構自前だ。

女装でパンチラ?しながらロシア人を殴る月島軍曹という、もうどこからつっこめばいいか分からない事態に。

ご挨拶に向かうゲンジロちゃん……いい表情(カオ)してるぜ……★


大トリで突如吹き荒れた暴風の種明かし。
や、山田座長まさかそんな裏が……!
にしても、ロシア人の作戦ガバガバすぎない?せめて特徴もうちょっと伝えておこうよ……色が黒くてぽっちゃりしているとかさ……全然違うじゃん……。

言われてみれば、サーカスという体裁を取れば各地を転々としていても不自然はないし、最適ですね。まさか、、鶴見中尉と関係はないよね?そして、『どこの曲馬団所属?』『第七師団だ』(キリッ)と言ってた鯉登少尉のことをどう思ったのだろうか。

なんかでもそれより
フミエ先生。

ねえこれ絶対初犯じゃないよ?今までの巡業地でもやってたよね?!?!
手馴れすぎてる……怖い……。たばこの灯りに皺が照らし出されるのがハードボイルド極まる。
谷垣だけじゃなく、軍曹まで目をむいてる。。

フミエ先生が色々心に残りすぎてやばい。フミエ先生の過去編見たい。むしろ金塊サバイバルに参戦してほしい。全体のパワーバランスが崩れる。
ここでお別れなのかな……。

お別れといえば、紅子先輩。
「曲馬団との別れは――」、のナレーション、とてもいいなぁと思いました。
もらいっ子になる、と言っていましたが、それって、誰かに囲われるということですよね。
その人がよっぽど良識ある人だったらいいけれど、そうでなければ……。
「波乱の人生」だけで、それ以上言わない踏み込み具合が、色々想像できて、でもそれこそ「別の話」だから誰にも確定的なことは分からず、絶妙だと思います。ただただ幸あるよう、読者からも祈るばかりです。紅子先輩も短いお付き合いだったけれど、大好きなキャラになりました。
ゲンジロちゃんの作画は……うん、どうしたww

さてドキドキの、新聞報道は……誤字!!!
あ~「杉本」ね。よくある間違いと思ったら、そこ?!?!!
活版印刷でどうしたらそんな間違いが。「死」と「痔」全然違う!!!

新聞読みにくくなってるけど、よーく見てみたら鯉登少尉のこと10行以上書いてありますね。
パッと目につくだけで、素晴らしい、麗しい、美しいと、褒めちぎる形容詞のオンパレード。記者さんファンでしょ?
あと少女団のことも書いてありそう。ほんと、大トリはドンマイ。あれもすごかったのにね……。

山田座長は次アメリカに行くって……。
アメリカとの関係は悪くなると一話の回想で寅次も語っていましたが、そういう背景あっての諜報活動でしょうか。もちろんこちらからしたら、歴史上では、満州事変、経済封鎖、第二次世界大戦と、どんどん泥沼に進んでいくのは分かっているのですが、ソワリとなりました。

サーカス編、鯉登少尉は最後まで貴公子ですね。言ってるセリフはアレだけれども。
自分がどうか、ではなく、「どう言われるか」という視点なのが、まだ幼いなぁと思います。
そう言えば今回の刀すり替え事件は結果的にファインプレーで良かった。みんな特にその話はしてないのが、らしくていいなぁと思います。基本、終わった話はしないですよね。

そして、得た「行き先」の情報。
はじめのゴールは、のっぺらぼうがいる網走監獄だった。
そこで起こった出会い、別れ、謎――
全てを明らかにするため、次、また、別の監獄へ。

キロランケの表情も、杉元の表情もいい。
「悪っるい奴ら」は何を考えるのでしょうか。

そんな今週ラスト……うん、こういうオチとは。。
いやでもこれ、、アシリパさんより白石疑うよ?!?もうちょっとなんかこう、遠くでとか、隠すとか、できなかったのか!せっかく杉元がいいこと言ってるのに……言ってるのに><

アシリパさん、漢字も読めるとしたらすごいなぁ。やはりウイルクに教え込まれているでしょうか。アイヌ語は口承のみということなので、和語の文字についてどう思っていたのかふと気になりました。



というわけで、本当にサーカスをしたサーカス編。
次号は収穫のため休載です。
狩猟、試食、試飲、樺太取材ときたから、「収穫」と言われてもふーんそうなんだくらいのリアクションになるのが、染まってしまったなぁという感じ。

アニメの方ではちょうど、杉元が第七師団につかまって、アシリパさんたちに救出されるところだったので、ああ今は逆のような状況だなぁと感慨深くなりました。まさかでも、こんなにバラバラの期間が長くなるとは思わなかったな。杉元とアシリパさんの「やっぱりこの二人」、そして杉元とアシリパさんと白石の「やっぱりこの三人」が待ち遠しいです。