網走監獄編が125話「実りの季節」からだとすると、もう9話目なんですね……!


杉元・白石とはぐれ心配するアシリパさん。
真実を知りたくないのかと揺さぶりをかける土方歳三。

アシリパさんが決断して良かったと思いました。

相棒たちのことは心配だけれど、真実を見届けるという目的でこんな果てまでやってきた。
土方さんの意図はさておき、ここで退くと、二度と機会はやってこないかもしれない。
アシリパさんならできる、そして杉元たちも必ず窮地を脱して合流する、と心の中で強く思っています。

土方さん、気持ちが昂ると髪の毛が生き物のように動く……。
あと、トニさんの「耳」が心なしか大きくなっていて、なんかかわいく見えてきました。


一触即発の監獄の中では。
鶴見中尉と63名の部下たち!
ヒェ……後ろに控える方々もすんごい屈強そう。。。そして探す小宮の姿。生きてるのかな?
小隊の人数は100名弱だったはずなので、30名は減っていることになるのか。

杉元を見つけ、いの一番に飛び出すのは浩平。
動きを読んで抑える役はやはり月島軍曹なんですね。
杉元vs二階堂浩平が実現したら、どちらか死ぬまで終わらないと思うので、もうちょっと待って……という気持ちです。

そして偽っぺらぼう・・・・・・!
元はどこの誰だか分からないけど、この仕打ちはかわいそうすぎると先週書いたばかりでしたが、、、
あっけなく。。。。。
見た目も相まって、絶命してるコマかなり怖かった。
あとそれを何とか生きてるように見せようと、ドアの明り取りに押し付ける杉元も……狂気。戦争で死んだ兵士を盾に進む鶴見中尉の姿を思い出しました。
本当に、なんて哀れな運命。

一方、こちらも久しぶりの邂逅。元上司と部下、門倉看守部長と宇佐美上等兵!
宇佐美くんのセリフの丸っこいフォントが余計に不気味!
『すみません 首を狙ったんですけど』 ヒィィ(´・ω;`)
頭じゃなく「首」なあたり、どっちみちジワジワ追い詰めていく気でいたのかなー。。

完全に単独行な宇佐美上等兵、門倉看守部長を追い詰めるけれど……
ここに来ての!一発逆転スイッチ!

ア゛ーーーーー
これ、樺戸監獄で見たやつーーーーーー!!!!


88話「耳ながお化け」のとこですね。
一斉開房装置とかなにそれ。便利スイッチすぎると当時読んでいたのが、ここにつながる!すごい!
でも、あれを(鈴川のせいで)作動させちゃった典獄は、クビですよね。

門倉看守部長も、協力者くらいの立ち位置かと思いきや、土方さんと通じ、部下の銃に細工し、一斉開房装置を作動させる。ガッツリ「当事者」。おまけにここに来てのケガと、先が心配で心配で仕方ありません。
元は晩酌が楽しみな疲れたオジサン(※若干思い込みあり)だったのに……
個人的に、逃げて逃げて生きてほしい。

ナレーション ~ あと〇分後に凶悪な囚人700人が解き放たれる!止めるには一斉開房スイッチを操作するしかない!(ゴールデンカムイ×逃〇中)

700 vs 64 !!!!!

これでも、生身&長いこと閉じ込められていた囚人ズの方が不利な気もしますが、もう数の暴力。
嬲り殺されるくらいなら、抵抗して生きろ。
あと、ここで宇佐美くんのホクロ君がわざわざクローズアップされたのは何かわけがあるのかな……。

何とか浩平は抜け出すものの、偽っぺらぼうの独房に残されていたのは一つの死体だけ。

ここに来て、土方の罠に気付く杉元&白石。
騒ぎを起こすということだったら、もしかしてトニさんが見張りに気付かなかったのもわざとってことも有り得るのかなー。 (キロちゃんと牛山先生が加勢に来てくれて助かったけど)

脱獄のプロ・白石のお蔭で助かったぜ!
『通風口が思ったより狭かったが 両肩を外せば出られるぞ』

 出 ら れ ね ぇ

ひっどいwwww白石しかできないww
今後積極的に使っていきたい用法、「~~だったが、両肩を外せば~~できるぞ」の汎用性の低さ。

網走監獄編、基本的に各陣営が激突するヘヴィな展開ですが、先週のチンポ先生とか、今週のこの白石とかが、貴重な息抜きでホッとします。

そしてアシリパさんを託された白石。
ここの、ここの、目に光が灯る様子が……!ヒュッと心臓が浮くくらい、格好いい……!!!

思えば白石は、はじめはアシリパさんのことを下に見、賭け事感覚でついてきて、途中恐れて逃げたりもして、ちょっとフラフラしていたのが、本当は杉元にこんなにも信頼されている。
カラー扉のアオリであった「ふたりは ともだち」。
信頼に応えるのは今しかない。
目に灯ったのは、そんな光かなぁと思いました。

杉元→白石→アシリパさんと、初期三人がここでリレーする!
そう言えば今週の前アオリは、「繋ぐ想いと金塊リレー」ですね。やはり秀逸だなぁ。。


そして犬童が向かう先は……ここも、偶然か必然か、白石と縁のある「あの場所」ですね。
繋がるか、真実への命と信頼を懸けたリレー。




追記。

最近出てきていないのは、尾形とキロさんですね。
尾形は、射程距離に入るまで虎視眈々と狙っているのかなー。と思うんだけれど、そもそも尾形の意図が分からない……。やはり狙うのは鶴見中尉なのでしょうか。

キロさんは……牛山先生と一緒にいなかったので、別行動していそうですね。なんとなく、アシリパさんを追っているような気がします。本物ののっぺらぼうと邂逅するとき、出てくるんじゃないかなぁと。