扉では、第117になってますが。笑

今週も力入ってるなぁ……。最初、実在の曲かと思った。釧路×マタギなんてニッチすぎるから違いますね。あとB面の「胸毛むしり音頭」のがむしろ気になる。コミックで加筆されないかな。もしくは限定盤とかで12巻に同梱してほしい……。


そんなこんなで、鍋と泪と男と女。
なかなか大人な展開にドキドキ……。稲妻蝮のときからですが、ゴールデンカムイでこんな話が見られるなんて思いもしませんでした。色んな要素がぶち込まれてまさに闇鍋だけれど、どの食材もヒンナです。

昨晩のことでインカラマッに情が移る谷垣と、
あくまであれは過ぎたこととドライなインカラマッ。
この温度差も何だか……大人の切なさだ……。
谷垣、『ウイルク……その男をまだ愛しているのか?』ってめちゃくちゃ気にしてるじゃないか。関係は大人・子供だったけれど、インカラマッは思いを寄せていたと考えているのでしょうか。

マッちゃんがすべて怪しいとは思いませんが、今の谷垣に冷静な判断ができるのかなとも思い、この神経の綱渡り感もものすごくドキドキします。

疑心暗鬼になる皆。
『誰かに寝首をかかれるのは勘弁だな』のところ、不安そうにするメンバーのカットが好きです。でもなぜにチカパシくんと湯たんぽwwさすがに湯たんぽ裏切り者はない、ないよね・・・・・・?!?序盤から物語に登場していて刺青の囚人とも密接な関係にあったけど・・・・・・違うよね?!?! 中の人は湯たんぽ贔屓です。

このまま網走監獄へ向かおうという杉元。
『インカラマッとキロランケ、旅の道中もしどちらかが殺されたら……俺は自動的に残った方を殺す!!』(ニッコリ笑顔で)
どっちも殺してるじゃないですかヤダ……。
笑顔めっちゃ怖い。全員ドン引きやで杉元さん……。

ちらりと覗く杉元の狂気に、キロランケですら「こいつやべぇな」って顔してる。平時で珍しいなと思いました。網走が近づいてきたからかな。

そしてなんだかんだ、はじめはパーティに入れて大丈夫だったの?!と思っていた尾形ですが、一歩離れて状況を見ていて、一番冷静なのかなぁと思ったりもします。


後半は、久々おじいちゃん組だーーー!!!
ていうか、キロさん一緒にいたはずだけど、どうして抜けてきたのかな。

「駅逓所」にいる土方・永倉・牛山・家永・手鏡くん。
稲妻蝮編で偽刺青をつかまされて、師団の追手が来ていたけれど大丈夫かな。

夏太郎が帰還すると同時に、間髪入れず戦闘シーン!!!
土方さんが渋川の元を訪ねたところを思い出すなぁ。あそこも、交渉決裂の瞬間、銃と刀を抜いてましたね。
モブ兵士くん(ちょっと岡田さんに似ていると思いました。あの2巻でヒグマにやられた。)、一人だけどよく頑張ったよ。。仲間の応援は来ないのかとゾッとする。何かあったら、彼を切り捨てる気満々ですね。

師団の手の内だと気づく土方一味。
あれ、そう言えば夏君は……?

 ―家永カノの殺人厩舎―

手が早い!!!夏君も男ならしっかりして><いやどっちも男だけども?!?
カノさんの腕、色んな意味でスゴイなと思ったのですが、「誰もいないとこでイイことしよ」みたいに誘ったのかもしれません。いやそれでも油断しすぎだけどww

牛山先生に怒られて膨れてるカノさんめっっちゃ可愛い。殺人ホテル爆発のシーンでお姫様抱っこで助け出されてたり、こうやって何かと気を遣われていたり、牛山先生とカノさんの関係が王子様とお姫様に見えてきた。人は見た目が100パーセント……。


場面はまたまた移り、
北の最果て・網走監獄――

見開きで見ると、静かに佇むレンガ造りの建物が要塞のようです。

そして、来た新陣営!!!
網走監獄組だーーーー!!!!!

人形のようで不気味なのっぺらぼう、三島くんと何かの像を足して死んだ目で割ったような師団からのスパイ、ちょっと疲れているのが魅力的な門倉看守部長、そして網走監獄典獄・犬童四郎助(本物)ーーーーーー!!!

金城鉄壁ですが、第七師団からの回し者がいるあたり、網走監獄も一枚岩ではないですね。
「私の監獄」言っちゃう犬童さん。土方さんの件もあるし、執着心と独占心がすごいんだろうなぁ。ストーカー気質だと思う。
スパイくんにはひたひたとフラグのにおいがしますが、門倉さんはどうでしょう……。
あんまりこういう感じのキャラいなかったから、妙に気になります。なんて言えばいいんだろう。疲れたお父さん、的な。


いよいよ網走監獄攻略編に突入しそうですが、合併号・休載と挟んで、3週間のお休みですね。
ゴールデンカムイは、合併号とあわせて休むときに長めのお休みになる印象です。きっと取材に遠出されてるんだろうなぁ。もしかしてロシア方面?!?とか、これからの展開のことも考えて思いを馳せてます。

支遁先生とか、ラッコ鍋とかラッコ鍋とかラッコ鍋とか、特濃展開続きだったから、休肝日よろしくこの機会に体を休めよう。


杉元パーティはやたら大人数になってしまったけれど、このまま網走まで何事もなく行けるのでしょうか。
そして怪しい二人、キロランケとインカラマッ。
そもそも、のっぺらぼうが仲間殺害→支笏湖で捕まる→網走監獄の情報も、谷垣、つまり師団経由のものなので、その時点で色々と作為があったらもう分からないよなあと何度も考え振り出しに戻る。

誰かが金塊を欲し、誰かがアイヌの仲間を殺害し、誰かが顔の皮を剥がれ、誰かが網走監獄に収監された。
誰かはみんな、アシリパさんのお父さん=ウイルクなのでしょうか。
それとも誰かがどこかで別の人に入れ替わっているのでしょうか。

この機会にコミックを1巻から読み返してみようかなぁと思います。
それでは、また3週間後! もしかしたら雑談記事をあげるかもです。