amazon等でご覧になりましたか?
きっっっっれい…………
10巻に引き続き、原点回帰のアシリパさんですね。
ということは、今まで登場した主要キャラがもう一度表紙を飾ることもあるのかな?
本屋さんに並んだら壮観だろうなぁ。早く読みたいです。
裏表紙は、稲妻蝮夫妻が好きなので彼らがいいなぁと思っているのですが、編集さんへのスペシャルサンクスのコーナーもありですね。
さて今週は、先週ドカンとファンを増やした門倉看守部長の続きから、
と思いきや、ヒンナ回?!
時系列的には、アイヌを装って小屋を建て、看守部長に鮭の賄賂を渡した日の夜でしょうか。杉元、キロさんが潜入大作戦するのはもう少し先ですね。
フチの妹NO,13(コードネームみたいだ)のところに宿泊する一同。
(アシリパちゃんお友達多いわね)なんて思われているのかな。多すぎだろ。しかもヤバそうな人らばっかり。悪そなヤツは大体友達!
本来は、「チタタプ」というのは魚、特に鮭のものを指す、というお話。
アシリパさん「氷頭」なんて難しい言葉よく知ってるなぁ。漢字の通り、氷のように透き通っているからこう呼ばれるらしいです。
そしてここから
オールキャラ チタタプ!!!
・異様にテンションが上がる杉元
・初体験☆夏太郎くん
・刀に興味がある男の子に優しい土方さん。完全におじいちゃんと孫でホッコリ。(和泉守兼定で料理を作った漫画は後にも先にもゴールデンカムイだけでは?)
・先生ぇ~!尾形くんがチタタプ言いませ……言っ………?!?
あとここのアシリパさん超美人。
チポプサヨ(米とヒエを炊いたおかゆ+イクラ)も、チポロラタシケプ(塩煮したジャガイモを潰したもの+イクラ)もめちゃくちゃおいしそう。
本当に、尾形はなぜいきなりチタタプ言う気になったのでしょうか。
「この時このキャラはどういう気持ちなのかな」というのを考えながら読むのが好きなのですが、尾形についてはなかなか想像がつかない。みんなでおいしいものを食べる状況に、ついに心が緩んだのか、それともアシリパさんの熱意に負けたのか。
みんなでのヒンナシーンは圧巻!本当に楽しそう!
なんとなく仲いいもの同士が固まっているのも可愛いですね。
あれ、でも牛山先生がマッちゃんをチラチラ見てる……!
カノさんから浮気?!と思ったけど、『あんたいい人いるのかい?』という聞き方が紳士で胸キュンしました。
対応に困るマッちゃんに助け舟?を出したのは、チカパシ。
ヒュゥ~~いいねえおアツいぜ! 夏君ちょっと古いぞ?!いや明治にしたらこの反応は新しいのか
チカパシ君の純粋さが痛いほど沁みる。
家族がもういないチカパシ君にとって、「お互い好きなら家族になればいいのに」、すごく素直な考えですよね。とはいえ大人の男女は色々ある。話を切って去る谷垣に、場は重い雰囲気。
ととところがここからの。
ば、ばくはつしろ!!!キロさん手投げ弾貸して!
実質、マッちゃんからの告白ですよね。すごい……。
そして谷垣の表情。まさしく、「いい人」。でも、時が来たら改めてって、これ、すごいフラグなんじゃ。。。
逆に分かりやすすぎるフラグなので、ボッキじゃないバッキバキにへし折ってもらいたい。
マッちゃんはもちろん、チカパシ君がまた家族を失うことにならないよう……。
そしてマッちゃんの占いの内容。
本来は、ウイルクとはもう二度と会えない=インカラマッ自身が死ぬ、ということだったんですね。
そこに絡んでくる鶴見中尉(中将と表記されているのはどうしてでしょうか)の情報。
うーん、鶴見中尉は情報戦も仕掛けていると思うので、偽情報ではないかなぁとまず疑ってしまいます。
そう考えたら、やはりウイルクは生きている?
占いと、現実と、期待との間で揺れるマッちゃん……。そして自ら谷垣に決意を伝える姿が、強くて、美しいなぁと感じました。
それにしても、タコ坊主聞いてるけど大丈夫???
あと、谷垣の大切な”食べ残し”、食べられちゃったのは色々とマズいんじゃあ。
先週すごい引きで終わった門倉看守部長は最後にちらっと登場。
でもその「ちらっと」がまた重かった……!
食えない面もあるので、話全部信じていいのか?と思いつつ、看守部長が手引きしてくれたら百人力……!
この新しい時代に、明治政府vs旧幕府軍の構図になるのは胸アツですね。
次号、ついに、待ち望んだあの瞬間がやってくるのでしょうか。
ところで扉、ジャッキーの酔拳パロ?
酔えば酔うほどクズ……ってそれただの酔っ払いだ!